【個人でバスをチャーター!?】アウトドアで結婚式するので交通手段はバスを手配してみた

山奥の廃校でセルフプロデュース結婚式を挙げた、ヨシキです。

自分たちでセルフプロディースする結婚式。
会場は山でも海でもアリ！
自分たちの好きな場所で開催することができます。

しかし！
こだわりの場所で結婚式をする際に困るのが、ゲストの交通手段。
公共交通機関が無い場合も考えられますね。

僕たちは山奥で開催したので大変でした。

個人でバスを手配したら上手くいったよ！

今回は、交通手段の手配について経験を書いてみます。

• まえがき 
• ◉オススメ交通手段
• ◉バスのキャパ
• ◉バスの良かったところ３つ
  • （１）ワクワク感の創出
  • （２）全員が迷わずに同じタイミングで集合してくれる
  • （３）ルートを自在に決めることが出来る
• ◉バスの注意点を３つ
  • （１）点呼係が非常に重要
  • （２）遠慮させてしまうゲストもいる
  • （３）定員オーバーが起きる可能性アリ
• ◉チャーターバスの費用について

まえがき 

「セルフプロデュース結婚式を行おう！」となって
まずは会場選び！！

そうして選んだ会場は、キャンプ場やビーチや公園などなど景色が素晴らしいところばかりかと思いますが、

恐らく、
『 アクセスが悪い！！！！』

僕たちもそうでした。

しかもかなり悪い！！！

九州南に位置する鹿児島県のさらに南の山の中。
鹿児島市内の中央駅から車で１時間半。。

電車では行けない！
公共バスもほぼ無い！！

結婚式参列者の多くは、東京・大阪・福岡より参加。

我ながら大変な場所を選びましたよね。笑

飛行機で来る人なんて、
家　　　　　→　羽田空港　（１時間）
羽田空港　　→　鹿児島空港（１時間半）
鹿児島空港　→　市内中央駅（１時間）
中央駅　　　→　結婚式会場（１時間半）

まさかの、
トータル５時間！！！

我ながら迷惑な主役です。。スミマセンデシタm(._.)m

これからセルフプロデュース結婚式をされる皆さんも、
ここまでは遠くないとしても、
『交通手段』という点に関して、
参加者の方々に多少の負担をかけることになるかと思います。

オススメ交通手段

そこで、僕たちが実際に使って、オススメさせていただきたい交通手段は、
『チャーターバス』です！

個人手配のバス！

公共交通手段が無いに等しいような場所を選んでしまった僕たち。
「自力で会場まで来てもらう」か「こちらで乗り物を用意する」しかありませんでした。

野外フェス等で、駐車場から会場までのシャトルバスってよくありますが、
バスチケットは片道1,000円とか2,000円とかしますよね。

バスをチャーターするって絶対めちゃくちゃ高い！と思ってました。

そんなに予算無いよ…

でも…
『実は、バスのチャーターって意外に安いんです。』

安いっていくらくらい？

と思う方が多いと思うので、参考に金額詳細もこの記事の最後で載せています。

ちなみに、
僕たちは結婚式を、「昼」にスタートして、「翌日の昼」まで開催したので、
もちろん途中で帰る人もいるわけで、
バスは結局「３台」もチャーターすることになりました！！

イメージこんな感じです。
・１日目　12:00　大型バスで中央駅から会場へバス出発
・１日目　19:00　日帰り組のゲストは小型バスで市内へ
・２日目　08:00　朝帰り組は用意しておいたレンタカーを運転してもらって市内へ
・２日目　08:15　温泉ツアーへ中型バスで出発 〜 市内へ

※ 温泉ツアーへ出発する朝

バスのキャパ

それぞれのサイズ毎のバスのキャパは、

ものによって多少前後すると思いますがざっくりこんなところです。

僕たちは、チャーターした３つのバス全部で定員ギリギリまで詰め込んで走ってもらいました。

そこは節約したポイントです。

バスの良かったところ３つ

３つのポイントに絞って、良かった点と、イマイチだった点について考えてみました。

ワクワク感の創出

考え方次第でもありますが、チャーターバスに乗ってもらうのも当日の演出のひとつです。

あらかじめ送っている、招待状から閲覧可能なWEBサイトにはバス乗り場の案内が。
バス乗り場に行くと、そこには懐かしい友人。

みんなでバスに乗り込んでいざ出発！

バスに乗れば１時間以上揺られるんですが、鹿児島県の山の中を突き進む。

みんな「こんな場所で本当に結婚式あるの！？」って思ってくれたそうです。

自家用車で来てくれたゲスト以外はみんなバスに乗ってもらいました。

親戚が緊張して乗っていたり、移動に疲れて寝ている友人がいたり、久しぶりに会った友人同士で盛り上がったり、たまたま席が近くになった初めましてなゲスト同士が喋ったりと、「ゲストそれぞれにとっての移動」となったようですが、アウトドアでの結婚式に向かう一同ということで温かい空気だったようです。

ワクワクしてくれたはず！！笑

そのバスに一緒に乗っていたかった！

全員が同じタイミングで集合してくれる

ゲストみんなが同じタイミングで集合してくれるというのは、運営する側としては非常に助かります。（受付は混雑するので大変だったと思いますが）

結婚式に進行は付きものなので、「タイムスケジュールは極力コントロールしたい」という考えがありました。

到着時刻も連絡係から連絡をもらって把握できるので、スムーズに結婚式を始めることに繋がったかと思います。

移動ルートを自在に決めることが出来る

本当に僕たちは欲張りなのですが、
結婚式をオールナイトでやった上に、翌朝から『温泉ツアー』を組み込みました。

どうしてもみんなに訪れてほしい温泉があったのです。

しかし、当然ながら温泉が会場のすぐそばにあるわけではありません。

バスをチャーターしていなければ不可能でしたが、
会社に相談をしたところ快諾して頂きました。

ありがたいです。涙

せっかく鹿児島まで足を運んでくれたゲストのみんなに、
有名な「砂蒸し」と絶景の「インフィニティ露天風呂」を堪能してほしい！！

この欲張りな願望を、バスをチャーターしたことで叶えることができました。

https://www.seika-spc.co.jp/healthy/

www.seika-spc.co.jp

僕が日本でいちばん好きな露天風呂！

バスの注意点を３つ

点呼係が非常に重要

どんなに事前に確認をしても、やっぱり当日になってトラブルは起きます。

・電車や飛行機が遅れた
・寝坊した
・体調が悪くなった
・集合場所が分からない
・やっぱり車で行きたい
など…

実は僕らはしっかりとバスでの取り仕切り役を決めていませんでした。

これは完全に準備不足。忘れてました、、

当日、会場で最後の準備の真っ最中で焦っているのに 電話が鳴って大変。。

幸い友人のひとりがその場で仕切ってくれたようで、大きな遅れもなく、搭乗予定の全員でバスに乗ってくれましたが、自分たちが一緒にバスに乗るわけではない場合、

「点呼係を決めておく」、非常に重要です！！

忘れないように注意！

遠慮させてしまうゲストもいる

小さな子どもがいるゲストは、みんな自家用車で会場に来てもらうこととなりました。
結果的にみんな車を持っていたから良かったものの１台のバスで会場に来てもらうとなるとゲストに遠慮させてしまうケースは多々あると思います。

加えて、
僕たちは親戚にも同じバスに乗ってもらいました。

親戚のおじさんに撮影係もお願いしていたので、バスの中で写真を撮って過ごしてもらいましたが、やはり若者が多いので、人によっては遠慮してしまう方もいるかと思います。

親族や子どもがいるゲスト用に他の交通手段を考えても良いかも

定員オーバーが起きる可能性アリ

やっぱり一番の問題はコレですね！

結婚式参加者の人数は、ある程度計算できるものの、
定員があるからという理由で人数を制限はできないと思います。

しかし、バスは定員が決まっているので、無理やり定員オーバーの人数を詰め込むというわけにもいきません。

バスの定員はしっかりと頭に入れてから、手配はするようにしましょう！

チャーターバスの費用について

最後に金額についてですが、地方のバス会社で、かつ安いプランがある会社を探したので相場よりは安かったと思います。

あくまで参考までに！

①大型バス

¥35,000 ＋ TAX ＋ 高速道路代金・駐車代金実費

鹿児島市内から会場までの片道１時間半程度を走って頂いた金額です。

②中型バス

¥47,000 ＋ TAX

会場から温泉ツアーに行き、現地で待機して、鹿児島市内まで輸送して頂いているので、拘束時間が長く、大型バスより高額になっています。

③小型バス

¥26,500 ＋ TAX ＋ 有料道路実費

会場から鹿児島市内までの移動の費用。

バス３台チャーターして、どのバスにも長距離を走ってもらって、
合計 ¥108,500 ＋ TAX です。

僕は予想していたよりも「安い！」と思いました。

このバス会社が親切料金設定なのか、地方だから安いのか?

人それぞれ感じ方はあると思いますが、僕はこの金額でチャーターできると分かったときに、バスを使う方法がベストだと確信しました。

移動手段の手配は大変ですが、結婚式の当日の最初と最後の印象を決める、
とても大事な部分であることは間違いないと思います。

バスの手配の参考になれば嬉しいです。

何かご質問等あればご気軽に〜