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「完璧」な結婚式に関して思うこと。次の主流になる結婚式のスタイルとは?

エッセイ

ヨシキです。

今日は「結婚式」についての僕の考えを書きます。

昭和の「派手婚」
平成の「ナシ婚」を経て、
次の時代に来るのは、きっと『ゆるい結婚式』なのではないかと考えています。

夫婦でセルフプロデュースの結婚式をつくった経験、そしてウエディングに関する事業を立ち上げた経験から、「結婚式」というイベントにはすごく真剣に向き合ってきました。

「結婚式の本質」という部分で思うことがあるので、そのことについて。

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それって本当に必要?

結婚式はカップルにとって大切なイベント、女性にとって憧れの一日。
しかし、ふと立ち止まって考えるとき、「本質的」ではないこともたくさんある。

それって本当に必要かな?って思うことあるなあ

そう感じちゃうことはたくさんあるよね

 

例えば、
3万円定額の御祝儀とか、
招待状の返信ハガキの「ご」は二重線で消すとか、
誰の結婚式に行っても似たり寄ったりのプログラムだとか。

10年後には「あの頃は大変だったよね〜」と言われているかもしれません。

新郎新婦の祝いの場に何が必要で、何が必須ではないのか考える人が増えてきています。
「それって本当に必要かな?」って徐々に首を傾げ始めている。

コミュニケーションの主流はLINEである時代に「ハガキ」で出欠確認、
キャッシュレスで1秒で送金が完了する時代にご祝儀として「新札」を入手して封筒に入れる、
そりゃあ違和感も出てきてしまいます。

ATMじゃ新札はなかなか出てこないよね…

友人ならご祝儀は3万円。
引出物+引菓子の予算は5千円。
結婚式を挙げるのに黒字になるのは失礼。

お金の相場も、誰が決めたんだろう?

もしかしたら、「常識」を決めることで都合が良くなる人達がいるのかもしれない??

今の日本の結婚式は、商品。
丸ごとパッケージのブランド品。

そのように話している外国人の方のインタビュー記事を読んだことがあります。

結婚式場の意向に沿わないものは持込料がかかるし、金額も一生に一度なんだから高くて当然らしい。

何百万円もお金を支払うからにはと、結婚式場に「完璧」を求め始めるカップル。

あれ?

本来の結婚式を考えると、主役の新郎新婦とふたりのことをただお祝いしたい人達が集まる場所じゃなかったのかな?

次に来るのは「◯◯婚」!?

いつのまにか「完璧」な結婚式を挙げることが、当たり前になってしまっていた日本。

実は、現在のような結婚式のスタイルが出来上がってからそれほど時間は経っていません。

詳しく知りたい方はこの記事がすごく勉強になりますので是非。

コラム|新・日本の結婚式の歴史 2016.1版
新・日本の結婚式の歴史|2016年版。日本の結婚式は時に疑問に感じることも多いです。なので結婚式がどの様な変遷をたどってきたのか知りたくなりました。時代ごとの結婚式。本当の結婚式って何? 昔の結婚式が本物? なぜ今のウエディング業界はこうなったの? 結婚式に戸惑っている人、悩んでいる人たちに読んでもらいたいです。

例えば、結婚式終わりに定番化している「プチギフト」だって数年前に導入されたものです。
理由はよりお金をたくさん払ってもらうため。

結婚式の平均予算が年々増加傾向にあるように、産業として「より稼げる」ものになっていることは、仕方のないことです。

では、完璧を目指し、お金の匂いがプンプンする結婚式から進化したスタイルとはどのようなものになるのか?

僕は、自分らしさを「ゆるく」表現するような結婚式が主流になると考えています。

ゆるい結婚式!?

誰がつくったか分からない「マナー」やウェディング業界の「常識」を飛び越えて、本当に大事な『本質』が重要視されるようになる。

『本質』とはふたりの結婚式における、コンセプトだったり、軸みたいなもので、それぞれが考えることは違うと思います。

例えば、これまでお世話になった方々への「感謝」がテーマだったり、ゲストのみんなを「楽しませること」が一番重要だったり。

少し忘れられていた、「本質」が重要視される結婚式。

進行の中で少しのミスがあったって、
普段は食べられないような高級食材が出てこなくたって、
招待状や式のプログラムがみんなと少し違っていたって、
そこに参加してくれるゲストと、主役のふたりの心が通ってたらいいのではないか。

そこには温かさがあって、許し合う雰囲気があって、幸せがあって。

結婚式を挙げる方にとっても、出席するゲストの方々にとっても現在のちょっと高すぎるハードルを少し下げたもの。

それが「ゆるい結婚式」ではないかな。
そして、近い将来にそれが主流になっていてもおかしくないなと思っています。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!

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