前回の続きです。
まずは前編から読んでね!
セルフプロデュース結婚式を行う場合の本番までのスケジュールについて、前編の続きである8月から怒涛の本番までを追っていきます!!
それでは、レッツゴー!
◎8月初旬(結婚式まで65日)
【ゲストアーティストが決定】
フェスをイメージした結婚式なのでやっぱり本物のアーティストを呼ばないと!ということでライブを観てから大ファンだった、アポテケに知り合いを通じてオファー。
まさかの出演OKを頂きました。
音響や必要機材の準備に関しては、音響担当の方に教えて頂きながら必要なものを手配。
あとは当日の空港から会場までの交通手段や宿泊先の手配など。
(結局盛り上がって一緒にキャンプしましたが。笑)
※会場でのライブの様子 大盛り上がり!
【料理を担当して下さるレストランが決定】
6〜7月はレストランを探したものの全然決まらずあての無い状況でした。
ただ、安っぽいケータリングやゲストに驚き「わ!」を与えることのできない料理にはしたくない。
妥協はしません!
ここでレストランが決まったのは、音響担当の方の紹介でした。
本格イタリアンのお店。
「IL FERICE」
実際にお店で食事をさせて頂き、オーナーさんとやりたいことについて話をして、お願いできることになりました!
※写真は、会場が外なので「食器が足りない!」という問題を解決するためにピザ生地を皿のように焼いて、中にパスタを入れたもの。絶品でした。
※当日現地で焼いた鳥肉料理!
同時に、このレストランの横で花屋を営まれる方が会場の花・装飾担当として仲間に加わって下さりました。セルフプロデュースで結婚式を作ると本当に多くの人と会い、そしてその紹介が繋がって結婚式を一緒に創り上げるメンバーが決まっていきます。
「わ」が広がっていくのもセルフプロデュースならでは!
【司会者が決定】
セルフプロデュースで行う結婚式なので当日にプログラムがだれるのは怖い。
そこで、司会者はプロにお願いしたいと考えていました。プロの司会者が当日の進行を進めてくれるならタイムテーブルもそれほどずれ込まないだろうし、何より会が締まるかなと!
これまで様々な人と会って結婚式について話をしてきましたが、その中で司会者についての話をすると必ず名前の挙がる司会者の人がいました。
「辻敬子さん」
みんな口を揃えて「辻さんに頼めば間違いない!」と言うのです。
しかし同時に「めちゃくちゃ忙しい人だから予定が合うかなー、、、」とも。
とりあえず、連絡してみました!!
Facebookで探して、熱いメッセージを送りました!
なんとかスケジュールを合わせて頂くことができ、司会者が「辻さん」に決定!
※辻さんが結婚式当日のことを書いて下さっているブログ
2016年10月10日のブログ|辻敬子オフィシャルブログ《やりたい事やったもん勝ち》
◎8月中旬(結婚式まで55日)
【当日スタッフ決め】
当日はいろいろな方々に手伝っていただくのですが、料理を運んだりする人手が足りない!ということでアルバイトを雇いました。
カオリの妹の友だち5人!!
アルバイトといってもほんの気持ち程度しか御礼はできていません。
それでも楽しかったと言ってくれて嬉しかった。
本当に助かりました。感謝です。
【おまけ】
僕たちが結婚式を行った会場「かわなべ森の学校」で野外フェスがあるんです。
「 GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 」
アットホームな雰囲気の中で来場者全員で創り上げるようなすごく楽しく気持ちのよいフェスです。
結婚式を創る過程でこのフェスの主催者の方とも知り合う機会を頂き、
なんと!
コンテンツのひとつである即席マーチング・バンドで会場を練り歩く列の先頭を歩かせて頂きました。
楽しかったなあ。
◎8月後半(結婚式まで45日)
【出欠確認】
ウエディングWEBサイト上での、出欠の登録も出揃って参加者も確定。
それと同時にご祝儀(会費)も振込入金してもらいます。
当日お金の管理までするのは難しいので事前入金制という形をとらせてもらいました。
このタイミングでゲストは決まりましたが、実はここから追加で参加してくれたゲストも、残念ながら来れなくなってしまったゲストもいました。
セルフプロデュースなので人数の変更は直前まで可能です。
【衣装決め】
カオリは、SNSを駆使して衣装を調達していました。
インスタの「お譲り」を多用!
意外に悩んだのは僕の衣装。
普通のタキシードとかは雰囲気に合わないなと思っていたので、頑張って探しました。
セールの時期に気に入ったものがあれば、買ってしまう方がレンタルするより、好きなものを結果的に安く使えたりもします。
式が終われば、インスタお譲りやメルカリでもOK!
◎9月前半(結婚式まで35日)
さあ本番まで残すところ1ヵ月。
コンテンツに関しては話し合いを積み重ねてだいぶ練り込まれてきています。
さあ!ラストスパート!!
【引出物注文】
僕たちの結婚式の引出物は、よく式場でもらうカタログとかではなく、僕たちがゲストそれぞれに引出物を選んでプレゼントしました。
引出物の例 ①寝袋
キャンプで泊まってくれるけど寝袋を持っていないという人には寝袋を。
ここで寝袋渡しておけば今後一緒にキャンプも行ける!
僕の友だちはみんな寝袋を持っていることになりました。笑
※かなり小さくなるので便利な寝袋です。夏のキャンプフェスで重宝します。
引出物の例 ②その他
「寝袋は持参します」という人たちにはこんなものを渡しました。
*アウトドアチェア
*エアソファ
*ハンモック
もちろん日帰りの人にも引出物は渡していますが、アウトドア用品は使わないかもしれないので人によってそれぞれ選びました。
カタログギフトではないので自分で良いものを選んでいますし、手数料もかかっていない。その分、ゲストに還元できたんじゃないかなと思います。
結果的にゲストの満足に繋がってたら嬉しいな
参考までに、多少の差はありますが、ひとりあたり平均2,500円程度でした。
【ドリンク決め】
鹿児島で開催する結婚式。鹿児島なので、美味しい芋焼酎や美味しいワインなどゲストに飲んで欲しいお酒がいっぱいあるんです。
結婚式場ではドリンクの種類まで決めることはできないと思いますが、セルフプロデュースならそれも可能!
いや、自分で選ばざるを得ないんです。。笑
当日にドリンクをどうやって冷やすかという問題は、酒屋の友達にアドバイスをもらって、町の氷屋さんで大きい氷を注文しました。
氷屋の氷って不思議で全然溶けない!
専用の製氷機で作るので、氷の密度が違うんだそうです。
氷の上にドリンクを置くことも、バケツに氷を入れておくこともできるよ
【会場の設営に必要な備品レンタル注文】
料理担当の方が決まったときに一緒に決まった装花担当の方は、実は、イベント設営会社のご出身。その方に一緒に考えて頂き、設営に必要な備品はレンタル。
なんせ会場は廃校になっている小学校です。
机もイスも何もかも注文しないといけません。
業者も所有している設備もあれば、用意が無いものもあるので、ここは少し難しかったかな。
困ったときはこのベンチ!
高砂のイスは借りれるものが、無かったのでホームセンターで上の画像のベンチを買いました。
装飾がしやすかったです!
◎9月中旬(結婚式まで25日)
そろそろ詰めの時期です。
9月は仕事も忙しくて大変、、
【余興】
余興は3組お願いしていました。
ムービーを使ったり、バンドで演奏してくれたり。
必要な機材は確認して調達を。
【DJs】
夜のDJパーティーの出演者を決めてオファーしました。
あとはこのイベント用のフライヤーを作ったり。
※夫婦でDJしているところ
【ゲストスピーチ依頼】
一言ずつ多くの人にもらっちゃおうということで7人もの人に依頼。笑
各グループのひとりから言葉をもらいつつ、いろんなコミュニティの紹介にもなるのでゲスト同士が仲良くなるのにもいいかな、という目論見でした。
【席次決め】
僕は普通の結婚式の席次には少々疑問を感じていまして、、、
なんで両家の家族は末席かつ離れているのだろう、、?
せっかくの機会なんだから大切な両家の家族にも仲良くなってほしい!
ということで一緒のテーブルにしました。
仲良しな両家になって欲しい!
少し戸惑ったみたいですが、結果的に両家でたくさん話ができたみたいで良かったなあと思っています。
他にはゲストをどういう組み合わせにしたら一番良いか?など。
これはみんな悩むところですね。
【カメラマン決め】
カメラがすごく上手い友人にお願い。
しかし、実は彼、当日まさかの病欠!!
えええええええええええええ!!
実は僕らの結婚式ってあんまり写真が無いんです。
各自のiPhoneで撮った写真しか無い、、
カメラマンはプロの人にお願いしてた方が良かったなあと反省してます。
◎9月末(結婚式まで14日)
いよいよ本番は目前!
会場のレイアウトを何度も考えたり、コンテンツの流れを何度もイメージして調整していました。
【花火の打合せ】
花火師さんは夏は連絡を取り合うこともできないくらい忙しいとのことだったので、このタイミングでやっと連絡を。
やはり勝手に打ち上げ花火を打ち上げて良いってことは無く、市役所との調整等も発生しました。花火の内容に関しては、詳しいことは分からないので花火師さんにお任せ!
結婚式を締めくくる最高の花火が打ち上がりました!
【各業者に人数の確定】
もう人数の変更はないだろうということで、料理の人数やBBQのお肉の量などを確定!
自分たちで準備しているので、こんな直前でも調整可能!!
◎10月頭(結婚式まで10日)
本番は10月9ー10日。
約5ヵ月間の準備もついに終わりです。
そろそろ本番!
【会場準備】
もちろん当日に会場準備をするわけにはいかないので、会場に乗り込んで準備です。
まずは掃除して、装飾して、音響のセット位置を打合せて、、、
東京から前入りして一緒に準備してくれた友だち、会場に何度も一緒に足を運んで手伝ってくれた友だち、市内から車を走らせて一緒に準備をしてくれた音響のHAEOさん。
当日の朝から準備してくれた業者の皆様、アルバイトのみんな。
そうして、
なんとか会場が完成しました。
こうして振り返ってみると準備大変だったけど楽しかったなあ。
夫婦の絆も強くなったし成長できた気がする!
何か参考になる部分があれば嬉しいです。
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